ご挨拶

「高等教育は変革の時代を迎えている」と言われます。
教育のICT化、グローバル化、アクティブラーニング、PBL……若年人口の減少により大学教育の意義が見直され、新しい教育のための新たな方法論が模索されている段階、と表現すればよいでしょうか。
しかし、大学で学ぶ学生が身につけるべき思考力・表現力のベクトルや、考えるための礎となる普遍的な知識の必要性には変わりがない、と私たちは考えます。
与えられた命題に対し、どういうことかと自問自答する、これまでに得た知識や体験をもとにより深く考える、考えた内容を自らの力で表現する――この行為自体は、仮にどのような新しい方法論が適用されたとしても、常に求められる「学ぶ者が持つべき姿勢」なのではないでしょうか。

その上で、それぞれの大学は独自性を有していることを忘れてはいけない、私たちは常々そう思っています。
学びの内容、建学の精神、伝統、学生の気質……このような要素を理解することなく、単に「これはとてもよい商品・サービスです」ということはできないはずです。
そのような一方向的なソリューション提供ではなく、私たちはまずお客様の実現したいことに真摯に耳を傾けることからはじめたいと考えています。
どうすればその大学らしい学びの内容を作ることができるだろうか。どうすればよりよい教育に近づけるだろうか。
これまでに得た知恵・知見を総動員して、今できる最良の方法を一緒に考え、実現・実行していく。
それらの活動の積み重ねによって、高等教育のさらなる発展に寄与することができるのではないか。
私たちは、このようなことができる会社でありたいと考えています。

ファカルタスが設立されて、4年の歳月が流れようとしています。
幸いにして、主力サービスである文章表現指導を中心に、多くの高等教育機関の皆様から、お声をかけていただけるようになりました。
「ファカルタスにお願いしてよかった」――私たちの喜びは、お客様にそうおっしゃっていただけるとき。
皆様からその声を聞ける日を楽しみに、これからも真摯に、実直に、誠実に、精進を続けていきたいと考えます。

変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。